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PNFには呼吸に対するアプローチがあります。呼吸へのアプローチは急性期や呼吸器の問題だけでなく、上肢や体幹の治療などでも利用することができます。
今回は呼吸についてや治療への活用方法などを紹介していきたいと思います。
【PNFと呼吸!?】
PNFには呼吸に対するアプローチ方法があり、ベーシックコースのカリキュラムの中にバイタルファンクション(生命機能)があります。その中の一つに呼吸が含まれます。
呼吸に対しての治療は、直接的に呼吸機能の問題や首の不調に対してのアプローチだけでなく、
胸郭・体幹・肩甲帯などの可動性向上や、運動後の疲労回復、痛みの軽減、リラックスなど間接的治療として用いることができます。
アプローチ方法だけでなく、基本的原理、手段、テクニックを用いて治療を行うため、より対象者の必要な身体機能・活動レベルに沿って治療を進めていきます。

臨床上呼吸の治療を行うことで、痛みや肩に問題がある方に対して、良い反応が出やすいことが多々見られます。
【PNFと呼吸の治療バリエーション】
PNFには呼吸に対するアプローチ方法があります。
- 呼吸機能の改善・向上
- 頭頸部周囲の筋緊張の改善
- 腹横筋や横隔膜の改善・向上
- 背筋群筋緊張緩和
- 痛みや緊張の軽減
- 肋間筋群の筋緊張緩和
など直接的に呼吸を構成する横隔膜や胸郭、腹筋群の治療、強化や痛み、肩の治療など間接的な治療に用いることがあります。
治療肢位を背臥位から側臥位・座位など活動の目的に合わせてバリエーションを変えて行うため、
より機能的で活動的な治療になります。
直接的治療の例
例)目的:呼吸機能の向上、改善
側臥位:上側の肋間に対して抵抗(胸郭の動きの動きに拮抗した動きで抵抗)→吸気機能の向上、体幹筋群の安定性・強化
などにも利用できスポーツ選手のコンディショニングなどにも活用できます。
基本的なハンドリングに加え、筋出力向上や筋コントロールのテクニックを用いて実施していきます。
間接的治療の例
例)肩関節の屈曲可動域向上・改善(広背筋や肋間・肩甲帯周囲の短縮)
側臥位:痛みのない範囲で最大屈曲位まで持っていき、上側の上肢をセラピストの片手で上腕を固定。もう片方手で肋間を固定。
次に対象者に呼吸を行なってもらう。呼気の時に肋間が下がる際軽く抵抗をかける。肋間と上肢部分が動かないように固定することで、広背筋や肋間・肩甲骨周囲筋群の伸張ができ徐々に可動域が広がります。また、呼吸を利用するので筋のリラックス効果もあるので痛みなく可動域の治療を行えると思います。

まとめ
臨床上で体幹に問題点がある方に対して、呼吸の治療を行うことで、その後の活動レベルの治療が上手く行いやすい印象ですので、対象者の呼吸にも着目してみましょう。
ご覧いただきありがとうございました。




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