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PNFに物理が必要?と思われますが、普段の臨床でも物理的な視点からみると治療のバリエーションが増えることが多々あります。
普段何気なく行なっている抵抗運動も物理的な視点を考慮することで、筋活動も変わるので大切な内容です。
特に間接的治療を考える上で大事な視点になります。
今回は、PNFで治療を用いる際に物理的視点が必要かどうかについて紹介していきたいと思います。
国際PNF協会の認定講習会を受ける方は必須な項目になりますので押さえていきましょう。
PNFに物理視点が必要?

結論必要になります。
理由として、イラディエーションを用いるときに重要になります。
PNFで間接的治療時にイラディエーションを用いることは多々みられます。
その際に、物理的視点も重要になります。
イラディエーションを考える際に、
ニュートンの第3の法則(作用・反作用の法則)視点を考慮が必要となります。
物体Aから物体Bに力を加えると、物体Aは物体Bから大きさが同じで逆向きの力(反作用)を同一作用線上で働き返すので、押した力と跳ね返ってくる力は等しいとあります。
動いていないように見えるが力は入っている状況になります。
そのため、普段の臨床でも支持基底面の位置や抵抗の方向を考慮すると治療として活用することもできます。
図で説明するとトラックがセラピスト、岩が対象者になります。
そのため、セラピストが押した方向に対して、対象者が位置をキープすることで同様に筋活動が得られることになります。
対象者の筋活動が乏しい場合や動的な運動が苦手でも利用することができます。
筋活動や動作として動いていないように見えますが、臨床でも活用できることが多いです。
臨床での使用例は?
・痛みがあって直接的に触れない
・運動連鎖をつなげたい
・上肢パターンを使った下肢の治療
・下部体幹パターンを使った上肢の治療
・肩甲帯パターンを使った歩行の治療
・骨盤帯パターンを使った上肢の治療
など色んな使い方がありますので一部紹介していきたいと思います。
骨盤帯パターンを使った肩の治療

臨床場面では、この原理を利用して、骨盤帯のパターンを用いて
患側上肢の筋収縮など間接的に機能を促通することがあります。
・肩関節周囲の筋活動や安定性
・肩甲帯周囲の安定性向上
・肩関節の可動域改善
・痛みに過敏で直接的に触るより間接的治療が良い場合
などで利用することがあり、肩腱板断裂や五十肩、運動麻痺など様々利用することができる印象です。
対象者によって反応は異なってきますが、抵抗方向や抵抗の量など
物理的視点を考慮することで良い反応が出ることが多いです。
また、支持基底面の考慮も重要になります。
支持基底面が広い状態では、刺激が分散しますが、
狭い状態で行うとよりピンポイントに介入することができます。
例)側臥位で下肢の位置、座位での上下肢の位置等
利用する時の注意点
直接的に介入する時のポイントとして抵抗量と方向に注意する必要があります。
1️⃣抵抗量としては対象者の認識をこちらの抵抗量に合わせてもらう必要があります。例えばインナーマッスルを強化したいときに抵抗量が強すぎると別の筋作用や釣り合いにならないので調節が必要になります。
また運動の認識が乏しい方の場合では、力が入っている感覚が分かりにくいことが多く治療の意味や筋緊張の調節が分かりにくいので事前に説明や治療前後の検査や評価を事前に行った方がいいことが多いです。
2️⃣抵抗方向として目的の運動方向に対してセラピストが抵抗をかける必要があります。運動方向がズレると筋活動や運動連鎖が起こりにくいので、注意が必要です。また、対象者の身体の状態で反応がいい方とうまく起こらない方がいます。よくみられるのが体幹の不安定性などで代償的な姿勢やバランスの取り方をするので対象者に合わせて調節する必要があります。
ポイントとしてセラピストが抵抗方向内に入ることでうまく反応が起こりやすいので自分の身体の使い方(ボディーメカニクス)も重要になります。
まとめ
以上PNFに物理視点が重要かについて紹介していきました。
物理的視点は、間接的治療には、重要な要素の一つになるので、
ポイントを押さえて介入していきましょう。
ご覧いただきありがとうございました。




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