【PNFの対角線とは?】パターンを行うときに重要!

PNF用語集

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今回は、PNFパターンで重要になる対角線について紹介していきたいと思います。

運動パターンを上手く行う際に必要で対象者に目的の反応を出すときに必要になります。上手く行えない場合は、対角線から外れていることがありますので、一緒に確認していきましょう。

別記事でオススメ学習教材を紹介していますので、気になる方はご覧下さい。

PNFの対角線とは?

PNFは二つの対角線からなります。

対角線とは、多角形の隣り合わない二つの角の頂点を結ぶ線分。

また、多面体では、同一平面上にない二つの頂点を結ぶ線分になります。

PNFパターンは、3次元的で螺旋的・対角線的な運動になります。

運動パターンを行う際は、関節の複合的な動きで対角線の動きになるので時計を使って説明されることがあります。

例)上肢屈曲-外転-外旋→伸展-内転-内旋

反対の付け根に向けて動かす、1時から7時の方向に動かす。

声掛け:反対の付け根のところまで動かしましょう

PNFパターンの対角線の考え方は?

四肢・肩甲帯/骨盤帯などのパターンを行う際はこれらを意識して行う必要があります。

PNFパターンの利点は?

パターンの利点として

  • 多関節の協調的な動きを改善
  • 運動連鎖を使った治療が可能
  • 身体の使い方が上手になる
  • 実用的な動きを獲得できる
  • 体幹と四肢の協調性の改善

などがあります。運動パターンの要素は近位と遠位の動きだけでなく、体幹の動きも連鎖的に働きます。また、実際に寝返りや歩行だけでなく、物を持つ動作なども運動パターンで行なっている場面もあるので、ADL動作の介入にも適していることが多いです。

例)上肢パターン:近位:肩関節 屈曲-外転-外旋 中間関節:肘 遠位:前腕 回外 手関節 背屈 手指伸展 体幹:伸展方向に筋活動作用

  • ADL動作:下の物を持ち上げる:両上肢位置 伸展-内転-内旋パターン
  • 起居動作:起き上がり時の下側上肢 伸展-外転-内旋パターン
  • 階段昇降:降段時 骨盤帯 前方下制
  • 茶碗を持つ:上肢 屈曲-内転-外旋

など様々パターンの要素で動いていることが多いです。

セラピストの位置も重要!?

パターンを行うときのポイントとして、軌跡(Groove)を意識して行うことが大切になります。

  1. 対角線方向を意識してパターンを行う
  2. セラピストもGrooveに入る

最初はこの二つを意識して行うことが大切になります。

1.対角線方向を意識

パターンを行う際に対角線の方向を意識することで、パターンを構成する際の必要な筋活動や、対象者の身体の使い方(ボデーメカニクス)を改善させるためには必要になります。また、関節可動域制限や金の過緊張などがある場合代償動作がでやすいことが多いので、パターンやテクニックを用いる時にも注意が必要です。

2.セラピストもGrooveに入る

セラピストの身体の位置も軌跡上や軌跡に近づいた平行線上に位置する必要があります。

セラピストの位置が異なると抵抗をかける運動方向や運動域によって抵抗の強さが変わったりすることが多いです。そのため、開始肢位から最終肢位の協調的な筋活動を促せなかったり、代償動作を助長させるようになるのでセラピストの身体の使い方も必要になります。

例)肩甲帯前方下制 パターン 

groove内groove外
抵抗運動の強さ開始位置から終了肢位まで同じ強さの抵抗量開始位置だけ強く最終肢位の抵抗が弱い
抵抗運動の方向関節運動に合わせた抵抗が可能で角度に合わせた筋活動を促せれる関節運動を阻害して代償動作や不要な筋活動を促しやすい
運動連鎖運動連鎖を使って腹筋群へ筋活動をつなげられる運動連鎖をつなげにくく、単一の筋や場合によって伸筋の過活動を促す

・抵抗をかけにくい

・目的の筋活動がでない

・放散を用いた治療の際に上手く反応が出ない

などの原因にもなります。

別記事で放散など間接的に治療するときのポイントも紹介していますので、合わせてご覧ください。

まとめ

以上PNFの対角線について紹介していきました。

最初は、身体の位置やパターンの運動方向など意識する点は多くありますが、

パターンを上手く行うためにも、意識して行っていきましょう。

ご覧いただきありがとうございました。

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