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姿勢のアライメント不良は臨床でよくみられますが、客観的に見ても姿勢が治療前後で変わっていることが多いですが、患者さんやセラピストも実際に数値化して改善率を確認する機会が少ないと思います。
また良くなっていても身体の変化に気づきにくい方も多い印象です。
PNFコース中でも患者さんの治療が組み込まれており、すぐに数値化できる評価・検査を出すのが難しいことがありますが、事前準備を行うことで評価・検査がスムースになると思います。
今回は、患者治療の際に必要なCI・FAL検査/評価について紹介したいと思います。
別記事でFAL、CIについて紹介していますので、気になる方はご覧ください。
立位姿勢FAL
FAL:立ち仕事をすると腰が痛い
- 検査/評価内容:立位アライメント
- 準備物:メジャー/マスキングテープ
- 環境設定:後面に壁がある場所
- 肢位:立位(壁にかかとをつける)
【検査/評価手順】
- 壁に頭部・肩甲帯、背中とかかとをつけて立ってもらいます。
- 1状態から動かない状態をキープしてもらい、足趾の前に床にテープを貼ります
- 動かないようにしてもらい、メジャーで壁〜腰部の距離を測ります。また、姿勢保持をしている状態での痛みの度合いや違和感も確認してましょう。(NRS/VAS)
- 治療前後に再度同じ手順で評価していきましょう。

どんな疾患や機能不全の時に評価ができる?
- 圧迫骨折後の姿勢アライメント不良
- 反り腰など慢性腰痛の方のアライメント
- 脊柱管狭窄症での腰椎伸展肢位の痛み改善度合い
- 股関節術後の股関節伸展制限の立位アライメント
など様々利用することができます。また、測る位置を肩甲帯と壁の距離で行う胸椎レベルの検査や、頭頸部と壁の距離を測るとストレートネックなどの改善度合いなどバリエーションも多く利用しやすいと思います。
【ポイント】
検査時に治療前後を比較するためにも、目印の色分けや環境設定、方法は変えずに行っていきましょう。また、可能であれば、治療前後で写真を撮れると対象者も視覚で理解しやすく治療意義の説明にもつながることが多いです。
座位姿勢FAL
FAL:デスクワーク中時間が経つと腰が痛くなる
- 検査/評価内容:端坐位アライメント
- 準備物:背もたれがない椅子・ベッド/メジャー/マスキングテープ)
- 環境設定:平面に壁や背中に支持がない状態
- 肢位:端坐位(足底を床につけて座る)
【検査/評価手順】
- 膝・股関節90°、足底をついた状態で端坐位になる(手は膝に置いた状態にする)
- 1.状態で臀部と足趾の床と接触している部位にテープを貼る(再評価時に同じ環境設定で行うため)
- 1状態から肩峰〜座面までの距離(cm)を測る
- 左右同様に計測し距離(cm)姿勢保持時の痛みや違和感の度合いを確認(NRS/VAS)
- 治療前後に再度評価を行なっていく

どんな疾患や機能不全の時に評価ができる?
- 圧迫骨折後の姿勢アライメント
- コルセット脱着での抗重力伸展活動の評価
- 側弯などのアライメント評価
- 肩関節周囲炎などの体幹と肩甲帯の位置評価
- 頸部痛などの肩甲帯と体幹のアライメント不良が原因の場合の評価
など様々利用することができます。
【ポイント】
検査時に治療前後を比較するためにも、環境を変えないため座面や足の位置をマーキングして行っていきましょう。また、上肢の位置関係も影響するので同じように手の位置も置きましょう。
また、同じ肢位で耳垂と肩峰からの角度や距離を測るとストレートネックなどの改善評価にも応用できますので、目的に合わせて評価を行なっていきましょう。
まとめ
以上姿勢のFALについて紹介していきました。立位・座位のFALともに治療前後の環境を変えずに行うことが重要になるので注意して評価・検査を行なって行きましょう。
ご覧頂きありがとうございました。






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