【PNFのhook-lyingとは!?】

PNF用語集

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今回は、hook-lyingについて紹介していきたいと思います。

普段の臨床やコースでマット動作の治療などでもよく利用するポジションになるので、おさえていきましょう。

hook-lyingとは!?

hook-lying(フックライン):両膝屈曲背臥位

フックラインは普段の臨床で用いられており、このポジションは、ブリッジ動作は代表的だと思います。また、下部体幹の治療や股関節周囲の安定性を改善させるなど様々利用できます。

hook-lyingの注意点

hook-lyingを行うときのポジショングの注意点として

  • 股関節の位置(内外転・内外旋中間位)
  • 足関節(足底がしっかりついているか)
  • 膝関節と足底の位置(ブリッジを行った時に膝下に足底があるか)
  • 腰椎と骨盤の位置(過度に前傾後傾していないか)
  • 両上肢の位置(基本肢位は30〜40°ほど両上肢外転位:広背筋など上肢の代償を行わせたくない場合は、目的に合わせて調節)
  • ポジショニング(枕などは、ブリッジした時に頭部のアライメントや負荷が強い場合利用を考える)

など様々ありますので、治療の目的や運動を行う前の評価して行っていきましょう。

フックラインの利点は!?

利点として

  • 転倒なく両下肢に荷重をかけれる
  • 下部体幹と股関節の協調性の促通
  • 間接的な治療に用いられる
  • 体幹の安定性促通
  • 伸筋群への感覚促通

などがあります。そのため、バランスに問題がある方でも歩行や姿勢保持の準備として用いることができます。

また、テクニックや運動連鎖・放散を用いて間接的に上肢に対して治療を行えることや、直接的に下部体幹の可動域や腰背部のリラクセーション、筋力や筋のコントロールなども促せます。

そのため、普段の臨床でも利用することが多い肢位の一つです。

臨床の使用例は!?

このポジションは、ブリッジ動作だけでなく両下肢のパターンを用いて体幹筋群の緊張緩和や下部体幹の回旋、下肢の可動域向上や体幹筋群の筋活動を促したりしていきます。

中枢だけでなく、整形分野など幅広く利用することができます。

また、放散を用いて上肢の可動域や筋出力を向上させるなど間接的な治療等に用いることができます。

例)右肩関節腱板断裂術後(プロトコル的には積極的に動かしていい時期だが、痛みが強くなかなか治療が進められない)

目的:肩関節屈曲/外転可動域改善,患部周囲の痛み改善,

問題点:大胸筋の短縮,疼痛,防御性収縮

治療例)運動連鎖や放散を用いて下部体幹からのアプローチ(相反抑制)

下部体幹から右上肢方向へ抵抗→右上肢に筋活動があるか、痛みが出ていないか確認しながら抵抗→伸筋群に力が入ることで相反抑制で拮抗筋群の筋緊張が緩和されるので胸筋群リラックス→少しずつ外転角度を増やしながら可動域を広げていく

などにも利用することができます。また、運動麻痺の方などにも利用することができ、上肢に痛みや近出力が乏しく直接的に介入が難しい場合にも利用することができます。

注意点として、運動連鎖を用いて行う際は、人によって反応の仕方や抵抗量が強すぎると代償動作や不要な筋活動を促すこともありますので反応を見ながら行っていきましょう。

まとめ

以上PNFのhook-lyingについて紹介していきました。Hook lingは臨床でよく用いるポジションになりテクニックやパターンなどを組み合わせることで直接的介入や間接的治療などバリエーション多く活用することができます。整形や中枢疾患を問わず利用できると思います。

最初は運動を行う前に基本的なポジションを注意することで、放散や運動連鎖を用いるときに正しい反応が出やすいので押さえていきましょう。

ご覧いただきありがとうございました。

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